NotebookLM インフォグラフィックはプロンプトで変わる?記事を入れて検証した結果は?
NotebookLMのインフォグラフィックは、機能そのものよりも「どんなプロンプトを与えるか」で完成度が大きく変わります。
本記事では、一般的な機能紹介ではなく、この記事の本文そのものをNotebookLMに入力し、プロンプトの違いによって生成されるインフォグラフィックがどう変わるのかを実際に検証しました。
この記事では「機能紹介」ではなく実験を行います

NotebookLMのインフォグラフィック機能は、すでに多くのメディアで紹介されています。
一方で、実際に使った人からは次のような声も聞かれます。
- 思ったより普通の図しか出てこない
- 便利だが決め手に欠ける
- 結局あまり使わなくなった
こうした印象の原因は、機能不足ではありません。
プロンプト設計が曖昧なまま使っていることにあります。
本記事では、NotebookLMの機能説明を最小限に抑え、「プロンプトを変えると図がどう変わるのか」を実験形式で確認していきます。
NotebookLMのインフォグラフィック機能を前提として整理
NotebookLMは、アップロードした文章をもとに情報を整理・構造化することを得意としています。
インフォグラフィック機能では特に、次のような点が強みです。
- 情報の全体像を整理する
- 要点を抽出する
- 関係性や流れを可視化する
ただし、文章を入れただけで「伝わる図」が自動で完成するわけではありません。
AIは、どこが重要なのか、何を一番伝えたいのかを、指示されない限り判断できないからです。
インフォグラフィックの質は、NotebookLM × プロンプト設計で決まります。
NotebookLMのインフォグラフィック機能は「素材として」非常に優れている
ここまで読むと、「NotebookLMのインフォグラフィックは使いにくいのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、結論から言えば 機能そのものは非常に優秀 です。
理由は次の3点にあります。
まず、文章理解の精度が高いことです。
NotebookLMは、単なるキーワード抽出ではなく、文章全体の構造や論理関係を把握したうえで図を生成します。
そのため、情報の抜け漏れが少なく、「何となくそれっぽい図」になりにくいという特徴があります。
次に、情報の構造化が自動で行われる点です。
人が手作業で図解を作る場合、
・どの情報をまとめるか
・どこを分岐させるか
・どの順で並べるか
といった判断に時間がかかります。
NotebookLMはこの土台部分を自動で整えてくれるため、図解作成の初速が非常に速いのが強みです。
そして三つ目が、「修正前提」で使える柔軟性です。
最初に生成された図をそのまま使わなくても、プロンプトを調整することで構造を保ったまま改善できます。
これは、ゼロから図を描き直すよりもはるかに効率的です。
つまり、NotebookLMのインフォグラフィックは
「完成品を一発で出す機能」ではなく、「高品質な下書きを高速で作る機能」として非常に優れていると言えます。
実験①:プロンプトを指定せずに図を作るとどうなるか
使用したプロンプト
この文章をもとにインフォグラフィックを作成してください。
※この文章とはこの記事のことです。
生成されたインフォグラフィック(図①)

評価・所感
情報は一定レベルで整理されていますが、
- 一番伝えたい結論が分かりにくい
- 情報の重要度に差がない
- ブログの要約図としては弱い
という印象でした。
「悪くはないが、決め手に欠ける」NotebookLMに対する評価が分かれる理由が、ここにあります。
実験②:ポイント抽出を指定したプロンプトの場合
使用したプロンプト(ポイント指定)
この文章の中から
・最重要ポイント3つ
・補足ポイント
を整理したうえで、
因果関係が分かるインフォグラフィックを作成してください。
生成されたインフォグラフィック(図②)

図①との違い
このプロンプトを使ったことで、図の印象は明らかに変わりました。
- 情報に優先順位が生まれた
- 視線の流れが自然になった
- 記事全体の要点が把握しやすい
ポイントを指定するだけで、
インフォグラフィックは「装飾」から「要約ツール」へ変化します。
実験③:ブログ読者向けに最適化したプロンプト
使用したプロンプト(目的・読者指定)
ブログ記事の読者が
「一瞬で全体像を理解できる」ことを目的に、
・結論
・理由
・具体例
の構造でインフォグラフィックを作成してください。
生成されたインフォグラフィック(図③)

このプロンプトが強い理由
この図は、実務レベルで「使える」と感じました。
- 読者が最初に結論を理解できる
- 文章を読まなくても概要が伝わる
- ブログ・資料・スライドに転用しやすい
目的と読み手を指定することが、インフォグラフィックの完成度を大きく左右します。
プロンプトの違いで何が変わったのか【比較】
今回の検証結果を整理すると、次のようになります。
- 指定なし:情報整理はできるが主張が弱い
- ポイント指定:要約として使える
- 読者・目的指定:実務で使える図になる
NotebookLMは、「入れるだけで完成するツール」ではなく、設計して使うツールです。
インフォグラフィック用プロンプト設計の共通原則
今回の実験から、効果が高かったポイントは共通しています。
- 何のための図か(目的)
- 誰向けか(読み手)
- 何を一番伝えたいか(強調点)
- 図の役割は何か
プロンプトは命令文ではなく、設計書です。
この考え方は、NotebookLM以外の生成AIにも応用できます。
NotebookLMで図を作る際の注意点

インフォグラフィックは、一度で完璧を狙うものではありません。
- まずはラフを作る
- プロンプトを調整する
- 必要に応じて人が修正する
最終判断と編集は人が行うことで、AIの出力は「使える成果物」になります。
NotebookLMのインフォグラフィックは直接編集できるのか?
NotebookLMの「インフォグラフィック」機能(※ベータ版)は、アップロードした資料(PDF、Webページ、Googleドキュメントなど)を基に、AIが自動で図解(いわゆる一枚絵)を生成する機能です。
ただし現状では、生成されたインフォグラフィックをNotebookLM上で直接編集することはできません。
文字を書き換えたり、図のパーツを移動したりといった細かな編集機能は用意されていないのが実情です。
そのため、インフォグラフィックを実務で使う場合は、「生成 → ダウンロード → 外部ツールで編集」
というワークフローが一般的になります。
インフォグラフィック作成の基本手順
NotebookLMでのインフォグラフィック作成は、非常にシンプルです。
- NotebookLMでノートブックを作成し、資料(PDF・Webページ・Googleドキュメントなど)をインポートする
- 右側のノートブックガイドから「インフォグラフィック」を選択する
- AIが資料を分析し、自動的にインフォグラフィックを生成する
この手軽さが、NotebookLMの大きな強みです。
インフォグラフィックを編集・活用するための現実的なワークフロー
生成されたインフォグラフィックは直接編集できないため、以下のような方法で調整・活用するのが現実的です。
ステップ1:画像としてダウンロードする
まず、生成されたインフォグラフィックを画像ファイルとして保存します。
ステップ2:外部ツールで編集する
用途に応じて、次のようなツールを使います。
- Googleスライド / PowerPoint
画像を貼り付け、その上にテキストボックスを重ねて文字を修正する - Canva / Photoshop
不要な部分を削除し、文字や図形を上書きしてデザインを整える
簡単な修正であれば、スライドツールだけでも十分対応可能です。
ステップ3:必要に応じて再生成する
内容を大きく変えたい場合は、無理に画像を編集するよりも、NotebookLMのチャット機能でプロンプトを調整し、再生成する方が効率的なケースもあります。
たとえば、
「〇〇の部分を強調したインフォグラフィックにしてください」
といった形で指示すると、構造を保ったまま別バージョンの図を作ることができます。
編集前提で考えると、NotebookLMの使い方が見えてくる
NotebookLMのインフォグラフィックは、完成品を一発で仕上げるための機能ではありません。
むしろ、
- 高品質な下書きを素早く作る
- 必要に応じて外部ツールで微調整する
- もしくはプロンプトを変えて再生成する
という使い方を前提にすると、インフォグラフィック機能の価値が最大化されます。
まとめ|NotebookLM インフォグラフィックはプロンプトで変わる?記事を入れて検証した結果は?
NotebookLMのインフォグラフィック機能はシンプルです。
しかし、成果を分けるのは プロンプト設計 です。
- 機能よりプロンプト
- 自動生成より設計
- 図は装飾ではなく思考整理
文章 × プロンプト × 図
この3点を意識することで、NotebookLMは強力なアウトプットツールになります。
NotebookLMは何ができる?
NotebookLMは、Googleが提供する
資料理解・分析・整理を支援するAIノートツールです。
Google公式の説明によると、NotebookLMでは主に次のことができます。
- 情報インプット
Googleドライブ内のファイル、PDF、テキスト、WebサイトURL、YouTube動画などを取り込める - AIによる要約・分析
複数の資料を横断的に読み込み、要点抽出、概要作成、重要ポイントの特定を行う - 質問応答
取り込んだ資料の内容について質問すると、根拠となる箇所を示しながら回答を生成する
(社内FAQ作成などに活用可能) - コンテンツ生成
音声解説、動画解説、マインドマップの生成、議事録の作成などに対応 - 情報共有・共同編集
作成したノートブックや資料をチームで共有し、共同編集が可能
(有料プランでは機能が強化される) - Google Workspace連携
Googleドキュメントやスプレッドシートと連携し、内容の更新も同期できる

本記事で紹介してきた インフォグラフィック機能 も、
こうした「資料を理解し、再構成し、活用する」機能群の一つとして位置づけられます。
AI活用・LLMO対策のご相談を承っています
当社では、ChatGPT・NotebookLM・Geminiなどの生成AIを活用し、業務・情報発信・集客にどう組み込むかを設計する
AIコンサルティングを行っています。
- NotebookLMを使った情報整理・資料活用の設計
- 生成AIを前提としたコンテンツ設計・LLMO対策
- 中小企業・クリニック・士業・学習塾向けのAI活用支援
「ツールの使い方」ではなく、成果につながる使い方を一緒に考えるのが特徴です。

株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、 ホームーページの SEO・MEO対策・LLMO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む 教育業界で毎年120%売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、 SEO・MEO・LLMO・インターネット広告のインハウス(内製)化のサポートを中心に事業展開。一般社団法人AI・IoT普及推進協会マスターコンサルタント。



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