「社長の専門学校」M&Aセルサイトアドバイザー協会所属 

【SEO初心者向け】SEOに効果的なHTMLタグを解説

【SEO初心者向け】SEOに効果的なHTMLタグを解説

【SEO初心者向け】SEOに効果的なHTMLタグを解説

ウェブサイトの検索エンジンでの可視性を向上させるためには、SEO(Search Engine Optimization)の基本を理解し、適切な戦略を展開することが重要です。その中で、HTMLタグはSEOの基盤を築く重要な要素の一つです。HTMLタグは、検索エンジンがウェブページをクロールしてインデックスし、検索結果に表示する際に重要な役割を果たします。

このブログ記事では、SEO初心者向けにHTMLタグが検索エンジンに与える影響、HTMLタグの使用法や効果的な活用方法について解説します。

目次

HTMLタグがSEOにどのように影響するか

HTMLタグはSEOに直接的な影響を与えます。検索エンジンはウェブページのコンテンツを解釈する際にHTMLタグを読み取ります。適切に配置されたHTMLタグは、検索エンジンにページの内容や構造を正確に伝えるのに役立ちます。

特に、以下のようなタグがSEOで代表的なです。

  • <title>タグ: 検索エンジンがページのトピックや内容を理解するのに役立ちます。
  • <meta>タグ: 特に<meta name="description">タグは、検索結果の要約として表示され、ユーザーにページの内容を伝えるのに役立ちます。
  • <h1><h6>タグ: 見出しタグはページの構造を示し、コンテンツの重要な部分を強調します。
  • <img>タグ: alt属性を含めることで、検索エンジンが画像を理解しやすくなります。
  • <a>タグ: 適切なリンクテキストとリンク先の品質は、ページの信頼性と関連性を示すのに役立ちます。

これらのタグを適切に使用することで、検索エンジンがウェブページを正しく理解し、ユーザーの検索クエリに対して適切な結果を提供することが期待できます。

<title>タグの重要性

<title>タグはウェブページにおいて非常に重要な役割を果たします。このタグはHTMLの<head>セクション内に配置され、ウェブページのタイトルを定義します。

まず第一に、<title>タグは検索エンジン結果ページ(SERP)において、ウェブページのタイトルとして表示されます。ユーザーが検索結果を見ている際に、タイトルは最初に目に入る要素であり、ユーザーがクリックするかどうかを決定する重要な要素です。そのため、適切に最適化された<title>タグは、ユーザーの興味を引きつけ、クリック率を向上させることができます。

検索エンジンは<title>タグをページの内容やテーマを理解するための手掛かりとして利用します。タイトルはページ全体の要約として機能し、検索エンジンがページをインデックスし、関連する検索クエリに対して適切なランキングを付与するのに役立ちます。つまり、適切に最適化された<title>タグは、ページの検索エンジンランキングを向上させる上で重要な役割を果たします。

また、<title>タグはユーザー体験にも直接影響を与えます。ブラウザのタブやブックマーク、履歴など、さまざまな場所でページのタイトルが表示されます。良いタイトルはユーザーがページにアクセスしたときに、そのページの内容や目的を正確に理解しやすくすることができます。

適切な<title>タグの作成方法

適切な<title>タグを作成する方法は、ページの内容やテーマを明確に反映し、同時に検索エンジン結果ページ(SERP)でクリックを促進することです。

ページの内容を要約する

<title>タグはページの内容を要約する役割を果たします。したがって、タイトルはページの主要なテーマや内容を簡潔に伝える必要があります。

キーワードの適切な配置

タイトルには検索クエリに関連するキーワードを適切に配置することが重要です。これにより、検索エンジンはページの内容やテーマを正しく理解し、関連する検索クエリに対してランキングを付与することができます。

作成方法と注意点

タイトルタグ(例)

<title>主要キーワード | サイト名</title>

<title>自然な写真技法の基本 | フォトマスター</title>

この例では、<title>タグに「自然な写真技法の基本 | フォトマスター」というタイトルが設定されています。これは、ページが自然な写真技法に関する基本的な情報を提供しており、サイト名は「フォトマスター」であることを示しています。

注意点

  • タイトルは60〜70文字以内に収まるようにします。これにより、SERPでタイトルが適切に表示されることが保証されます。
  • ブランド名やサイト名はタイトルの最後に配置し、ページの主要なキーワードが最初に来るようにします。
  • タイトルが他のページと重複しないようにします。すべてのページにユニークなタイトルを付けることが重要です。

<meta>タグの活用法


<meta>タグはHTML文書内でページのメタデータ(メタ情報)を定義するために使用されます。これらのメタデータは検索エンジンやブラウザにページの情報を提供するのに役立ちます。以下に、<meta>タグの主な活用法を説明します。

  1. ページの説明(Description)の設定
    • <meta name=”description” content=”ページの内容の要約”>
    • Descriptionメタタグは、検索結果ページ(SERP)で表示されるページの要約を提供します。ページの内容を簡潔にまとめることで、ユーザーにページの内容を伝え、クリック率を向上させるのに役立ちます。
  2. キーワード(Keywords)の指定
    • <meta name=”keywords” content=”キーワード1, キーワード2, …”>
    • Keywordsメタタグは、ページのキーワードやテーマを指定します。以前はSEOにおいて重要視されましたが、現在は検索エンジンのアルゴリズムが変化したため、直接的な影響は低くなっています。
  3. 文字コード(Charset)の指定
    • <meta charset=”UTF-8″>
    • Charsetメタタグは、文書の文字コードを指定します。UTF-8は最も一般的な文字コードであり、多言語対応のウェブページに適しています。
  4. ビューポート(Viewport)の設定
    • <meta name=”viewport” content=”width=device-width, initial-scale=1.0″>
    • Viewportメタタグは、モバイルデバイスでのページの表示を制御します。width=device-widthはビューポートの幅をデバイスの幅に合わせ、initial-scale=1.0は初期拡大率を1倍に設定します。
  5. ロボット(Robots)の設定
    • <meta name=”robots” content=”index, follow”>
    • Robotsメタタグは、検索エンジンのクローラーにページのインデックス許可とリンクのフォロー許可を指示します。

<meta name=”description”>タグの役割と重要性


<meta name=”description”>タグは、ウェブページの内容を簡潔に要約するためのメタタグです。このタグは検索エンジン結果ページ(SERP)において、ページの要約として表示されることがあります。以下に、具体例や作成方法を含めて<meta name=”description”>タグの役割と重要性を解説します。

※ページタイトル下の、「今回~コンテンツ制作…」と表示されている部分が<meta name=”description”>タグで表示される部分です。

作成方法と例

html

<meta name=”description” content=”ページの内容の要約”>

具体例

<!DOCTYPE html>

<html lang=”ja”>

<head>

   <meta charset=”UTF-8″>

   <meta name=”viewport” content=”width=device-width, initial-scale=1.0″>

   <title>自然な写真技法の基本 | フォトマスター</title>

   <meta name=”description” content=”フォトマスターでは、自然な写真を撮るための基本的な技法を紹介しています。”>

   <!– その他のメタタグやスタイルシート、スクリプトなどが続く –>

</head>

<body>

   <!– ページのコンテンツがここに記述される –>

</body>

</html>

この例では、<meta name=”description”>タグに「フォトマスターでは、自然な写真を撮るための基本的な技法を紹介しています。」という内容が設定されています。この要約は、検索結果ページに表示され、ユーザーにページの内容を説明します。

注意点

  1. 簡潔かつ具体的な内容: ページの内容を要約する際には、簡潔でわかりやすい文言を使用することが重要です。また、具体的な情報を提供することで、ユーザーがページの内容を正確に理解できるようにします。
  2. 重要なキーワードを含める: ページの重要なキーワードやテーマを含めることで、検索エンジンがページの内容を正しく理解しやすくなります。ただし、キーワード stuffing(キーワードの無理な詰め込み)は避けるようにしましょう。
  3. 一意性の確保: タイトルやページの要約はページごとに一意である必要があります。同じ説明が複数のページで使用されると、検索エンジンがページの区別をつけるのに支障をきたす可能性があります。
  4. 長さの制限: SERPに表示される説明文は一定の文字数に制限されます。通常は約160文字までが表示されますが、最大で320文字まで表示されることもあります。したがって、説明文は60〜160文字程度に収まるように設計すると良いでしょう。

見出しタグの階層の重要性とSEOへの影響

見出しタグの適切な階層化は、ウェブページの構造を明確にし、読者や検索エンジンにとって重要な情報を示します。適切な階層化はページの理解を助け、検索エンジンがページの内容を正しく理解しやすくします。これにより、検索エンジンのランキングにプラスの影響を与え、ユーザー体験を向上させることができます。

h1タグとタイトルタグの違いは

<h1>タグと<title>タグは、それぞれ異なる目的を持つHTML要素です。

  1. <h1>タグ
    • <h1>タグは、ページ内で最も重要な見出しを定義するために使用されます。通常、ページのタイトルやメインのセクションの見出しとして使われます。
    • <h1>タグは、ページ内に複数存在することができますが、各ページで1つの<h1>タグが推奨されます。これは、<h1>タグがページの主要なテーマやコンテンツを示すため、1つのページに複数の主要なテーマを持つことが推奨されないためです。
  2. <title>タグ
    • <title>タグはHTMLの<head>セクション内に配置され、ウェブページのタイトルを定義します。このタグによって、ブラウザのタブやブックマーク、検索エンジンの結果ページ(SERP)など、さまざまな場所でページのタイトルが表示されます。
    • <title>タグの内容は、ページの内容やテーマを要約し、検索エンジンやユーザーにページの内容を理解させるために使用されます。

簡潔に言えば、<h1>タグはページ内のセクションの見出しを定義し、<title>タグはページ全体のタイトルを定義します。<h1>タグはページ内での見出しに関する情報を提供し、<title>タグはページ全体の識別や要約を提供します。

<h1>〜<h6>タグの役割と使い方

<h1>〜<h6>タグはHTMLで見出しを定義するためのタグです。これらのタグはページの構造化に役立ち、コンテンツを階層的に整理するのに役立ちます。以下に、<h1>〜<h6>タグの役割と使い方を説明します。

役割

  1. ページの構造化: <h1>〜<h6>タグは、ページ内のセクションを明確に区別し、階層的な構造を示します。これにより、読者がコンテンツの重要な部分を迅速に識別することができます。
  2. 検索エンジンの理解: <h1>〜<h6>タグはページの内容を構造化し、検索エンジンがページのテーマや主題を正しく理解しやすくします。適切に使用された見出しは、検索エンジンのランキングにも影響を与えることがあります。

使い方

  • <h1>タグ: 最も重要な見出しを示します。通常、ページのタイトルやメインのセクションに使用されます。1ページに1つの<h1>タグが推奨されます。
  • <h2>〜<h6>タグ: より小さな見出しを示します。階層が下がるにつれて、見出しの重要性が低下します。一般的には、<h2>が<h1>のセクション内のサブセクションを示し、以降の見出しはその下位のセクションや詳細な内容を示します。

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

  <title>見出しの例</title>

</head>

<body>

  <h1>主要な見出し</h1>

   <p>ここにはページの主要な内容が記述されます。</p>

  <h2>サブ見出し</h2>

  <p>サブセクションの詳細な説明が続きます。</p>

  <h3>サブ見出しの下位見出し</h3>

   <p>さらに詳細な情報が記述されます。</p>

</body>

</html>

この例では、<h1>タグはページのメインの見出しを示し、<h2>〜<h3>タグはその下位のセクションや詳細な内容を示しています。見出しの適切な階層化はページの理解を助け、SEOにも役立ちます。

<img>タグとSEO

<img>タグは画像をウェブページに埋め込むためのHTML要素ですが、その使用方法によってSEOに影響を与えることがあります。以下に、<img>タグとSEOの関係について説明します。

  1. alt属性の使用: <img>タグにはalt属性があります。この属性は、画像の説明や代替テキストを提供します。alt属性は、画像が読み込めない場合や画像が内容を正確に表現できない場合に、検索エンジンやスクリーンリーダーなどのアシスト技術によって使用されます。適切なalt属性を設定することで、画像が含まれるコンテンツが検索エンジンに理解されやすくなり、SEOにプラスの影響を与えます。
  2. ファイル名とディレクトリ構造: 画像ファイルの名前や画像が保存されているディレクトリ構造もSEOに影響を与えます。適切なファイル名やディレクトリ構造を使用することで、画像が関連するコンテンツとの関連性が高まり、検索エンジンによってより適切に評価される可能性があります。
  3. サイズとパフォーマンス: 大きな画像ファイルはページの読み込み速度を遅くする可能性があります。ページの読み込み速度は検索エンジンランキングの要因の1つであるため、画像の最適化はSEOに重要です。適切な画像フォーマットやサイズを選択し、画像の最適化を行うことで、ページのパフォーマンスを向上させることができます。

<img>タグはSEOに影響を与える要素として重要です。適切なalt属性の使用、ファイル名やディレクトリ構造の最適化、画像のサイズとパフォーマンスの最適化など、様々な要素が考慮される必要があります。これらの要素を適切に管理することで、ウェブページのSEOパフォーマンスを向上させることができます。

<img>タグの具体的な使い方

<img>タグは、ウェブページに画像を表示するためのHTML要素です。

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

  <title>画像の表示</title>

</head>

<body>

  <!– 画像の埋め込み –>

  <img src=”image.jpg” alt=”サンプル画像”>

  <!– サイズを指定して画像を埋め込み –>

  <img src=”image.jpg” alt=”サンプル画像” width=”300″ height=”200″>

  <!– キャプション付きの画像 –>

  <figure>

   <img src=”image.jpg” alt=”サンプル画像”>

  <figcaption>キャプションの例</figcaption>

  </figure>

</body>

</html>

上記の例では、<img>タグを使用して画像を表示しています。具体的な使い方は次のとおりです。

  1. 画像の埋め込み: <img>タグのsrc属性に画像のURLを指定して画像を表示します。また、alt属性には画像の代替テキストを指定します。これは画像が読み込めない場合や画像が内容を正しく表現できない場合に表示されます。
  2. 画像のサイズ指定: width属性とheight属性を使用して、画像の幅と高さを指定することができます。これにより、ページのレイアウトやデザインに合わせて画像のサイズを調整することができます。
  3. キャプション付きの画像: <figure>要素と<figcaption>要素を使用して、画像にキャプションを追加することができます。これにより、画像と関連するテキストを組み合わせて表示することができます。

これらの方法を使用することで、ウェブページに画像を埋め込み、適切な形式で表示することができます。

<a>タグの重要性と使い方


<a>タグは、ハイパーリンク(リンク)を作成するためのHTML要素です。ウェブページ間やウェブページ内の異なる場所をリンクするために使用されます。以下に、<a>タグの重要性と使い方を説明します。

重要性

  1. ナビゲーション: <a>タグを使用することで、ユーザーはウェブサイト内や外部のページへ簡単に移動できます。これにより、ユーザーのナビゲーションが向上し、ウェブサイトの利便性が向上します。
  2. 相互リンク: ウェブページ間の相互リンクは、ウェブサイトの構造を改善し、ユーザーが関連するコンテンツにアクセスしやすくします。また、検索エンジンにとっても相互リンクは重要であり、ウェブページの関連性やランキングに影響を与えます。
  3. SEO(検索エンジン最適化): 適切なリンクテキストとリンク先のURLは、検索エンジンにとってウェブページの内容やテーマを理解するための重要な情報源となります。適切な<a>タグの使用は、SEOにプラスの影響を与えることがあります。

使い方

外部リンク: 外部のウェブページへのリンクを作成するには、<a>タグのhref属性にリンク先のURLを指定します。リンク先を新しいタブで開くようにするには、target属性に”_blank”を指定します。

外部リンク(例)

<a href=”https://example.com” target=”_blank”>外部リンクの例</a>

内部リンク: ウェブサイト内の別のページへのリンクを作成するには、<a>タグのhref属性にリンク先のページのURLを指定します。相対パスやid属性を使用して、同じページ内の特定のセクションへのリンクを作成することもできます。

内部リンク(例)

<a href=”page2.html”>内部リンクの例</a>

テキストリンク: リンクテキストは、ユーザーにリンク先の内容や目的を正確に伝えるために重要です。適切なリンクテキストを使用することで、ユーザーの興味を引きつけ、検索エンジンにとってもページの内容を理解しやすくします。

テキストリンク(例)

<a href=”page3.html”>詳細を見る</a>

<a>タグはウェブサイトのナビゲーションや相互リンク、SEOにとって重要な役割を果たします。適切な使い方をすることで、ユーザーエクスペリエンスの向上や検索エンジンランキングの向上に貢献します。

その他のSEOに役立つHTMLタグ

<canonical>タグの役割と重要性


<canonical>タグは、ウェブページの検索エンジン最適化(SEO)において重要な役割を果たします。以下に、<canonical>タグの役割と重要性を説明します。

役割と重要性

  1. 重複コンテンツの解決: ウェブサイト内で同じコンテンツが複数のURLでアクセス可能な場合、検索エンジンはこれを重複コンテンツと見なします。重複コンテンツが存在すると、検索エンジンはどのページをインデックスすべきかを判断できず、ランキングに影響を与える可能性があります。<canonical>タグを使用することで、重複コンテンツの正規URLを指定し、検索エンジンに正しいページをインデックスするよう指示することができます。
  2. ページの適切な評価: ウェブサイト内の各ページが独自のURLを持つ場合、それらのページが正しい方法で評価されることが重要です。<canonical>タグを使用することで、同じまたは類似したコンテンツが複数のURLに存在する場合でも、検索エンジンが正しいページを選択し、評価することができます。
  3. リンクの効果の最大化: ウェブサイト内でページ間のリンクが複数のURLにまたがっている場合、リンクの効果が分散される可能性があります。<canonical>タグを使用することで、リンクの効果が正規URLに集中し、ページのランキングや検索結果への影響を最大化することができます。

<canonical>タグはウェブサイトのSEOにおいて重要な役割を果たします。重複コンテンツの解決やページの適切な評価、リンクの効果の最大化に貢献し、検索エンジン結果の改善やランキングの向上につながります。

<meta name=”robots”>タグの使用法と効果

<meta name=”robots”>タグは、検索エンジンのクローラーにページのインデックス方法を指示するためのHTMLメタタグです。以下に、<meta name=”robots”>タグの使用法と効果を説明します。

使用法

<meta name=”robots”>タグは、HTMLの<head>セクション内に配置されます。name属性には”robots”を指定し、content属性にはインデックス方法を指定するディレクティブを含めます。

一般的なディレクティブには以下のものがあります。

  • index: ページを検索エンジンのインデックスに含める。
  • noindex: ページを検索エンジンのインデックスから除外する。
  • follow: ページのリンクを検索エンジンのフォローする。
  • nofollow: ページのリンクを検索エンジンのフォローしない。

これらのディレクティブは組み合わせて使用することもできます。

効果

  • ページのインデックス制御: <meta name=”robots”>タグを使用することで、特定のページを検索エンジンのインデックスから除外することができます。これは、プライバシー保護のための個人情報が含まれるページや、重複コンテンツが含まれるページなどに適用される場合があります。
  • クローラーの挙動制御: ページのリンクをフォローするかどうかや、ページの内容をインデックスするかどうかなど、クローラーの挙動を制御するために使用されます。これにより、ウェブサイトのクローラーの動作を最適化し、クロール効率を向上させることができます。
  • SEOの最適化: ページのインデックスやクローラーの挙動を適切に制御することで、SEOの最適化を行うことができます。ページが適切にインデックスされ、クローラーが効率的に動作することで、検索エンジンのランキングや表示順位に影響を与えることがあります。

<meta name=”robots”>タグはウェブページのインデックス方法やクローラーの挙動を制御するために重要な役割を果たします。適切に使用することで、検索エンジンにとってページの評価が向上し、SEOの最適化に貢献します。

HTMLタグを使用する際のポイントや注意事項のまとめ

HTMLタグを使用する際のポイントや注意事項を以下にまとめます。

  1. 適切なタグの使用: HTMLタグを使用する際には、その役割や意味に応じて適切なタグを選択しましょう。例えば、見出しを示す場合は<h1>〜<h6>タグ、段落を示す場合は<p>タグを使用します。
  2. 意味の正確性: タグの意味を正確に理解し、それに応じたコンテンツをマークアップしましょう。間違ったタグの使用や意味の曖昧な表現は、検索エンジンやアクセシビリティに悪影響を与える可能性があります。
  3. セマンティックHTMLの使用: セマンティックHTMLを使用することで、ページの構造をより意味のある形で表現し、検索エンジンやスクリーンリーダーなどの支援技術がコンテンツを正しく理解できるようにします。セマンティック(セマンティクス)とは「意味や目的を持たせる」という意味で使われます。 HTMLのマークアップの場合、タグを正しく使い分けることを表します
  4. alt属性の使用: <img>タグを使用する際には、alt属性を適切に設定しましょう。alt属性は画像の代替テキストを提供し、アクセシビリティを向上させるだけでなく、検索エンジンにとっても重要な情報源となります。
  5. リンクのテキスト: <a>タグを使用する際には、適切なリンクテキストを使用しましょう。リンクテキストはユーザーにリンク先の内容や目的を正確に伝えるために重要です。
  6. HTMLバリデーション: HTMLコードをバリデーションツールで検証し、正しい構文と規約に従っていることを確認しましょう。バリデーションエラーは、予期せぬ動作や表示の不具合を引き起こす可能性があります。
  7. クロスブラウザ互換性: HTMLタグや属性の使用時には、異なるブラウザやデバイスでの互換性を考慮しましょう。特定のブラウザやバージョンでの動作が問題ないかをテストし、必要に応じてポリフィルやフォールバックを実装します。

以上のポイントや注意事項を意識しながら、HTMLタグを使用することで、ウェブページの品質やパフォーマンスを向上させることができます。


HTMLタグの使用にあたっては、適切なマークアップと構文の使用が重要です。正確なタグの選択やセマンティックなマークアップは、ウェブページの可読性や検索エンジンの理解に役立ちます。また、アクセシビリティを考慮し、alt属性の適切な使用やクロスブラウザの互換性を確保することも重要です。これらのポイントに留意することで、より使いやすい、理解しやすい、そしてより高品質なウェブページを作成することができます。これらの情報がお役に立てたら幸いです。

ATSUSHI SABURI

株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、ホームーページのSEO・MEO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む教育業界で毎年120%売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、SEO・MEO・インターネット広告のインハウス(内製)化のサポートを中心に事業展開。

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