ChatGPT APIの料金の確認・計算方法をわかりやすく解説【計算ツールつき】
【結論】ChatGPT APIの料金は「トークン課金」。文字数からでも“ざっくり”計算できます。
ChatGPT APIの料金は、使ったトークン数 × モデルごとの単価で決まる従量課金制です。
ただし、トークンは「文字」ではなく
単語のかたまり(意味の最小単位)
で計算されるため、初心者には少し分かりにくい部分があります。
そこで本記事では、
- 料金体系の基本
- トークンと文字数の関係
- 料金の計算方法
- OpenAIダッシュボードでの確認方法
- 文字数から“概算料金”を求めるツール(無料)
などをまとめて解説します。
「APIを使ってみたいけど、料金が不安…」という方にとって、本記事が参考になれば幸いです。
ChatGPT APIの料金体系の基本

■ 料金は「従量課金制」
ChatGPT APIは、使った分だけ後から請求される課金方式です。
ChatGPT Plus(月額)とは別の料金体系になります。
■ トークンとは?
トークン = 文章を分解した最小単位(単語や文字のかたまり)
例えば:
- 「私は学生です」 → 約5~7トークン
- 英語:「I am a student.」 → 約4〜5トークン
「文字数」とは完全には一致しない点に注意が必要です。
■ 入力トークンと出力トークン
料金は以下のように計算されます。
- 入力トークン × 入力単価
- 出力トークン × 出力単価
モデルによって入力と出力の単価が異なります。
日本語は「1文字 ≒ 0.5〜1トークン」で見積もれる
厳密には文章によって変わりますが、
日本語は 1文字あたり 0.5〜1.0 トークン で見積もると大きく外しません。
目安:
| 言語 | トークン換算の目安 |
|---|---|
| 日本語 | 1文字 ≒ 0.7トークン(平均) |
| 英語 | 1語 = 1トークン |
| 記号が多い文章 | トークンが増えやすい |
本記事のツールでは 日本語 1文字=0.7トークン で計算します。
トークンから料金を計算する方法(簡単)

以下の式で概算できます。
● トークン数
入力文字数 × 0.7 ≒ 入力トークン
出力文字数 × 0.7 ≒ 出力トークン
● 料金
(入力トークン ÷ 1,000,000 × 入力単価)
+
(出力トークン ÷ 1,000,000 × 出力単価)
※モデル(GPT-5、GPT-4.1、miniモデル等)によって単価が異なります。
【ここに表示】ChatGPT API料金シミュレーター(文字数→料金)
ChatGPT API料金シミュレーター(GPT-5.1 / 1ドル=150円)
日本語の文字数を入力すると、GPT-5.1 を使ったときの 概算料金(1回分と100回分)を計算します。
※1文字 ≒ 0.7トークンとして計算しています。
・入力:$1.25 / 1M tokens
・出力:$10.00 / 1M tokens
・為替レート:1ドル = 150円
※このツールは概算です。実際の料金は OpenAI の公式ダッシュボード(Usage/Billing)でご確認ください。
用途別で分かる「平均文字数」と「概算料金の目安」
ChatGPT APIは従量課金制のため、入力文字数・出力文字数によって料金が変わります。
そこで、実際によくある利用シーン別に「平均的な文字数」と「概算料金」をまとめました。
GPT-5.1(入力$1.25/出力$10.00 / 1M tokens、1ドル150円換算)で計算しています。
【用途別】平均的な文字数の目安
| 利用用途 | 入力文字数の目安 | 出力文字数の目安 |
|---|---|---|
| ブログ記事生成(1記事) | 3,000〜6,000字 | 4,000〜8,000字 |
| 長文の要約 | 2,000〜5,000字 | 300〜800字 |
| メール返信AI | 200〜600字 | 300〜900字 |
| LINE返信AI | 30〜100字 | 50〜200字 |
| 商品説明文の生成 | 300〜1,000字 | 300〜1,000字 |
| プレスリリース生成 | 1,000〜2,000字 | 1,000〜3,000字 |
※日本語は「1文字 ≒ 0.7トークン」で概算しています。
【具体例】あなたの用途だといくら?(概算料金の事例)
文字数の計算だけではイメージしづらいので、
よくある3つのケースで「料金のめやす」を示します。
◆ 事例①:ブログ記事生成(入力5,000字 → 出力6,000字)
- 入力:5,000字 × 0.7 ≒ 3,500 tokens
- 出力:6,000字 × 0.7 ≒ 4,200 tokens
- 合計:7,700 tokens
→ 概算料金:約1.6〜2.0円/1回
100回生成しても 約200円前後 です。
◆ 事例②:メール返信AI(入力300字 → 出力600字)
- 入力:300字 × 0.7 = 210 tokens
- 出力:600字 × 0.7 = 420 tokens
- 合計:630 tokens
→ 概算料金:0.1円以下
ほぼ“無料感覚”で利用できます。
◆ 事例③:要約AI(入力4,000字 → 出力400字)
- 入力:4,000字 × 0.7 = 2,800 tokens
- 出力:400字 × 0.7 = 280 tokens
- 合計:3,080 tokens
→ 概算料金:約0.5〜0.6円
大量の長文要約にも非常に向いています。
OpenAIのダッシュボードで実際の料金を確認する方法

API利用者は、OpenAIの管理画面で リアルタイムの料金 を確認できます。
■ 1. Usageの見方
- 毎日のトークン使用量
- モデル別の消費状況
- 日別グラフで消費傾向が確認できる
Usageとは?(OpenAIのAPI利用状況を確認する画面)
Usage(ユセージ)とは、OpenAIダッシュボード内で “APIをどれだけ使ったか” を確認できる画面です。
ChatGPT APIは従量課金制のため、Usageを見ることで 現在の料金の大まかな見当 がつきます。
初心者ほど Usageを定期的にチェックすることがとても重要 です。
■ Usageで確認できる内容
- 今日の使用トークン量
- 日別グラフ(急に増えていないか確認できる)
- モデル別の使用量(GPT-5.1 / Mini など)
- アプリごとの利用量(複数APIキーを使っている場合)
- トークンが急増したときの原因把握
Usageは、API運用の「健康診断表」のような役割で、
使いすぎやバグによるトークン暴走の早期発見に役立ちます。
■ Usageを見ておくべき理由
- 料金はトークン量で決まるため
Usage=料金の動きそのもの。 - どのモデルがコストを消費しているか分かる
“軽量モデルのつもりが重いモデルを使っていた”という失敗を防げる。 - バグによる無限ループを早期発見できる
グラフが急増すれば明らかに異常。 - 毎日の利用傾向がわかる
APIの利用最適化にもつながる。
■ 2. Billing の見方
- 現時点での請求額
- 支払い履歴
- 過去の請求一覧
Billingとは?(OpenAIの請求額を確認・上限設定できる画面)
Billing(ビリング)とは、実際に発生している料金や請求履歴、支払い方法を確認する画面です。
Usageが“利用状況のモニター”なら、Billingは “お会計” の画面 と考えると分かりやすいです。
■ Billingで確認できる内容
- 現時点での請求額(リアルタイム)
- 支払い方法(クレジットカード等)
- 過去の請求書(PDFダウンロード可能)
- 支払い履歴
- Soft Limit / Hard Limit の設定状況
“今月いくら請求されるのか” は Billing で確定します。
■ 3. Hard Limit / Soft Limit の設定
「使いすぎ防止」のための機能です。
- Soft Limit:近づくとメールで警告
- Hard Limit:上限に達するとAPI停止
個人や小規模開発では設定しておくのが安全です。
Hard Limit / Soft Limit(使いすぎ防止設定)
API初心者の最大の不安が「高額請求されないか?」ですが、
OpenAIには 2つの上限設定 があり、使いすぎを完全に防げます。
■ Soft Limit(警告ライン)
設定した金額が近づくと メールで警告が届く。
■ Hard Limit(絶対ライン)
設定金額に到達した瞬間、
APIが自動停止 → それ以上は絶対に課金されない。
● 例)安全な上限設定例
- Soft Limit:20ドル
- Hard Limit:30ドル
この設定なら、絶対に30ドル以上は課金されません。
API初心者は必ず設定しておく価値があります。
Usage → Billing の順番で見るのが最も安全
OpenAIダッシュボードを開いたら、
以下の順番でチェックすると安全にAPIを運用できます。
① Usage(使用量)
今日どれだけトークンを使ったか確認
→ 急増していないかを見る
→ モデルの使い分けが問題ないかを見る
② Billing(料金)
現時点での請求額を確認
→ 上限設定が働いているか確認
Usage=利用状況、Billing=請求。両方セットで管理すれば安全
- Usage:トークン使用量の“モニター”
- Billing:料金の“確定と管理”
- Hard Limit設定:使いすぎる未来を完全に防ぐ装置
ChatGPT APIは従量課金制ですが、
この2つの画面を理解しておくことで 安心して利用できる環境が整います。
用途別の料金イメージ(月額のめやす)
■ 個人の開発者(少量のテスト)
月 100〜500円 程度で収まることが多いです。
■ 企業の業務自動化(チャット対応・日次バッチ)
月 3,000〜30,000円 程度。
使用回数・モデルにより大きく差があります。
■ Webサービス・高トラフィックのアプリ
月 1〜20万円 程度。
大量アクセスの場合は別途精密な試算が必要です。
ChatGPT APIの料金を節約する5つのコツ

● ① 軽量モデル(Mini/Mini Turbo)を使える時は積極的に使う
高性能モデルの半額以下で使えることが多いです。
● ② プロンプトを短くする
入力文が長いとトークン数も倍増します。
● ③ 不要な文脈を毎回送らない
履歴(コンテキスト)をフルで毎回送信すると料金が跳ね上がります。
● ④ 出力文字数を制御する
AIには「〜文字以内で」と与えると節約できます。
● ⑤ Hard Limitを設定する
高額請求のリスクを確実に避けられます。
よくある質問(Q&A)
- 文字数だけで正確な料金を計算できますか?
完全には一致しませんが、「概算」は十分可能です。
- ChatGPT Plus(月20ドル)とは別料金ですか?
はい。Plusは「ChatGPTアプリの料金」で、API料金とは別です。
- APIの請求は日本円ですか?
基本は米ドルですが、カードに応じて最終的には円建てになります。
- 高額請求されるのが怖いです…
Usageの確認+Hard Limit設定で防げます。
「AI」と「生成AI」の違いを簡単に解説|30秒でサクッと理解できる!
まとめ:料金の“見える化”で安心してChatGPT APIを活用しよう
ChatGPT APIは従量課金で一見ややこしそうに感じますが、
ポイントは3つだけです。
- 文字数からだいたいの料金は見積もれる
- ダッシュボードでリアルタイム監視できる
- 上限設定で使いすぎを防げる
まずは本記事の 料金シミュレーター を使って、
自分の文章がどれくらいのコストになるか試してみてください。
AIを業務に組み込みたい場合や、API導入の相談がある場合は、
お気軽にお問い合わせください。

株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、 ホームーページの SEO・MEO対策・LLMO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む 教育業界で毎年120%売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、 SEO・MEO・LLMO・インターネット広告のインハウス(内製)化のサポートを中心に事業展開。一般社団法人AI・IoT普及推進協会マスターコンサルタント。











