ChatGPTの「MyGPTs」の作り方仕事別・自分専用AIを安全に設計する方法
ChatGPTを仕事で使い始めると、多くの方が次のような壁にぶつかります。
毎回、同じ前提を説明している気がする
自分の立場や仕事を理解してくれない
もっと「自分専用」に使えないのだろうか?
こうした悩みは、ChatGPTをきちんと使い始めた証拠でもあります。
その解決策として用意されているのが、MyGPT(マイジーピーティー)という機能です。
この記事で分かること
この記事では、
- MyGPTとは何か
- MyGPTの作り方(超シンプル版)
- 実際の数字をどう扱えばよいか
- 管理職・営業・経営者向けの安全な設計例
を、40代以上の実務目線で分かりやすく解説します。
AIに判断を任せるのではなく、意見やアドバイスをもらう相棒として使うそのための考え方と設計方法を整理していきます。
初めてこの記事に来た方へ(補足)
本記事は、
「AI活用ラボ」という連載シリーズの中では仕事でAIを使い慣れてきた方向けの内容ですが、
このページ単体でも理解できるよう構成しています。
ChatGPTを
- 少し触ったことがある
- 仕事で使い始めた
という方であれば、そのまま読み進めて問題ありません。
MyGPTとは何か?
MyGPT(マイジーピーティー)とは、ChatGPT に用意されている
「自分専用にカスタマイズできるAI」を作る機能です。
難しいことはありません。
一言でいうと
あなたの立場・仕事・考え方を
あらかじめ理解しているChatGPT
です。
通常のChatGPTとの違い
| 項目 | 通常のChatGPT | MyGPT |
|---|---|---|
| 前提説明 | 毎回必要 | 最初に設定 |
| 役割 | その都度指定 | 固定できる |
| 使い方 | 単発 | 継続利用 |
| 向いている人 | たまに使う | 仕事で使う |
40代以上の方にとっては、「毎回説明しなくていい」これだけで十分に価値があります。
【重要】MyGPTは無料では使えません
ここは正直に書いておきます。
- MyGPTは ChatGPTの有料プラン(Plus以上) が必要
- 無料版では作成・利用できません
ただし、
- 思考整理の時間
- 判断材料を考える時間
- 文章を悩む時間
これらが大きく減るため、仕事で使う人ほど費用対効果は高いのが実情です。
他のAIにもMyGPTのような機能はある?
比較検討もしておきましょう。
Microsoft Copilotの場合
Microsoft Copilot は、Word・Excel・Outlookとの連携が強みです。
- 作業補助
- 文書要約
- データ処理
には向いていますが、「役割や思考パターンを固定した自分専用AI」という点では MyGPT の方が得意です。
Geminiの場合
Gemini は、検索や情報整理に強みがあります。
- 調べ物
- 要点整理
には便利ですが、MyGPTのように「仕事相棒として育てる」使い方はやや弱めです。
結論
- Copilot:作業補助AI
- Gemini:情報整理AI
- MyGPT:思考・判断の相談相手
40代以上の管理職・経営者にはMyGPTが最も相性が良いと言えます。
MyGPTに入れていい情報/入れない情報
入れてよい情報
- 自分の役職・立場
- 業界の一般知識
- 判断基準・考え方
- 自分で作った管理用の数字
- 加工済みの指標・指数
入れない方がよい情報
- 顧客名が分かる生データ
- 社員個人の評価データ
- 外部に出せない一次情報
- 個人情報・機密情報
ポイントは、
数字そのものより「特定性」
です。
実際の数字は使っていいのか?
結論はこうです。
自分で作った管理数字・加工済み数字はOK
MyGPTには、
- 売上をまとめた指標
- KPI
- 指数・比率
- 管理用スコア
などを入れて、意見やアドバイスをもらう使い方が実務的です。
判断を任せるのではなく、
考え方を整理してもらう
別の視点をもらう
この位置づけが重要です。
仕事別|安全なMyGPT設計例
① 管理職向け|部下指導・評価サポート
あなたは中小企業の管理職をサポートするAIです。
部下指導、評価、注意、励まし方について、
実務的で現実的な視点から
意見やアドバイスを提供してください。
パワハラ・セクハラに配慮した表現を優先し、
個人情報は扱わないでください。
👉 感情が絡む仕事ほど効果的です。
② 営業責任者向け|営業管理・需要予測
あなたは営業責任者の相談相手です。
営業施策や需要予測について、
管理用に整理した数字を前提に、
傾向や注意点について
意見やアドバイスをください。
👉 数字を「どう見るか」の整理に使います。
③ 経営者向け|損益・意思決定の壁打ち
あなたは中小企業経営者の思考整理をサポートするAIです。
損益構造や施策判断について、
私が整理した管理数字を前提に、
メリット・デメリットや注意点について
意見やアドバイスを提供してください。
👉 一人会議の質が大きく上がります。
MyGPTの単純な作り方
- ChatGPTの「MyGPT作成」を選ぶ
- 役割・前提を文章で書く
- 普段の質問を投げる
- 少しずつ調整する
最初から完璧である必要はありません。
会話しながら育てる感覚で十分です。
MyGPTが向いている人・向いていない人
向いている人
- 管理職・経営者
- 同じ判断を繰り返している
- 一人で考える時間が多い
向いていない人
- たまにしかAIを使わない
- 毎回用途が違う
まとめ|ChatGPTの「MyGPTs」の作り方仕事別・自分専用AIを安全に設計する方法
AI活用のゴールは、
自動化でも代替でもありません。
自分の考え方を守りながら、
仕事をラクにすること
MyGPTはそのための道具です。
自分の仕事に合ったMyGPTを、一度整理してみませんか?
MyGPTは、「作り方」そのものよりも、何を前提にし、どう使うかで価値が大きく変わります。
- 自分で作った管理数字は、どこまで使っていいのか
- AIに意見をもらう範囲と、判断を自分で行う線引き
- 管理職・経営者として安心して使える設計
- 今の業務に合った“自分専用AI”の作り方
これらは、一人で考えると意外と時間がかかるポイントです。
当社では、業務内容や立場を踏まえたうえで、MyGPTの初期設計・使い分け・安全な活用方法を整理する
AIコンサルティングを行っています。
- 難しい操作説明はありません
- 仕事の考え方・判断軸を一緒に整理します
- 「使える形」に落とし込むことを重視します
AIを“使うこと”が目的ではなく、
仕事がラクになり、判断の質が上がることがゴールです。
「この使い方で合っているのか確認したい」
「自分の業務に最適なMyGPTを作りたい」
そう感じた方は、
お気軽にご相談ください。
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株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、 ホームーページの SEO・MEO対策・LLMO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む 教育業界で毎年120%売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、 SEO・MEO・LLMO・インターネット広告のインハウス(内製)化のサポートを中心に事業展開。一般社団法人AI・IoT普及推進協会マスターコンサルタント。







