ChatGPTでイラスト作成は可能？初心者向けに使い方と注意点を事例つきで解説！
「ChatGPTって文章だけじゃなくて、イラストまで作れるの？」
そんな疑問を持っているあなたへ。
実は、ChatGPT（※有料プラン）には画像生成機能があり、文章で指示を出すだけでAIがイラストを描いてくれるんです！
この記事では、初心者でも簡単に使える「ChatGPTでイラストを作成する方法」と「著作権などの注意点」について、実際の事例とともにわかりやすく解説していきます。
ChatGPTでイラストが作成できるって本当？
はい、本当です。
正確には「ChatGPTに搭載されている画像生成AI」が、あなたの入力した文章をもとにイラストを自動生成してくれる機能です。
この機能は、OpenAIが提供するChatGPTの有料プラン（GPT-4）で使えるもので、2024年以降、より高性能な「GPT-4o」に統合され、さらに精度の高い画像生成が可能になりました。
ChatGPTでイラストが作れる仕組みとは？
ChatGPTの画像生成は、「プロンプト」と呼ばれる文章をもとに、AIがその内容を視覚化する仕組みです。
たとえば、
「公園で犬と遊ぶ子どものイラストを、ゆるキャラ風で描いてください」
というように指示すると、数秒後にAIが自動で以下のようなイラストを生成してくれます。
まるでプロのイラストレーターにオーダーしたような手軽さで、さまざまなタッチの絵が手に入ります。
他の画像生成AI（MidjourneyやStable Diffusionなど）と比べて、ChatGPTは文章中心でやさしく操作できるのが最大の特徴です。
実際にやってみた！ChatGPTでイラストを作る方法【事例つき】
ここでは、実際にChatGPTを使ってイラストを作る手順と事例をご紹介します。
Step①：ChatGPT Plusに加入する
画像生成機能を使うには、有料プランである「ChatGPT Plus（月額20ドル）」への加入が必要です。
加入後、「GPT-4」または「GPT-4o」のモデルを選択すると、画像生成に対応したインターフェースが使えるようになります。
Step②：プロンプト（指示文）を入力する
以下のように、描いてほしい内容を具体的に伝えます。
事例①：ゆるキャラ風の猫がスマホをいじっているイラスト
「スマートフォンを操作するゆるキャラ風の白い猫を描いてください。背景はカフェで、色味はパステル調でお願いします」
▶️生成された画像は、ほっこりしたタッチの猫キャラが、カフェのテーブルでスマホをタップしている様子。ブログやSNSのアイキャッチにぴったり！
事例②：ビジネスブログ用の人物イラスト
「デスクでパソコン作業をしているビジネスパーソン（男女問わず）を、シンプルなアイソメトリック風で描いてください。背景は白で、資料に使いやすいスタイル」
▶️結果は、ビジネス資料やプレゼン資料にそのまま使えそうな、清潔感のあるイラストが出力されました。
ChatGPTでイラストを作るときの注意点【著作権・倫理】
AIで作れるといっても、何でも自由に使っていいわけではありません。
以下のような点に気をつけましょう。
著作権の扱いについて
OpenAIの利用規約によると、ChatGPTで生成した画像は、原則として商用利用可能です（2024年4月現在）。
ただし以下のような内容は避けるべきです。特に商用利用の場合は、
- 有名キャラクターや実在人物に酷似した描写
- 著名な作風（例：ジブリ風・ディズニー風など）を強調したリクエスト
- 他AIや他ツールの著作物を模倣するような使い方
商用で使う場合は、「オリジナル性のある内容」で生成し、自分の責任で使用」する意識が必要です。
公序良俗やコンテンツポリシーにも注意
ChatGPTでは、暴力的、性的、差別的なイラストは生成できません。
これはOpenAIのコンテンツポリシーにより制限されているため、該当する内容を入力しても拒否されます。
つい最近も摘発のニュースがございました。
初心者でもできる！うまく描いてもらうコツ
はじめてイラストを作るときは、どう伝えていいか迷うこともあります。
そんなときは、以下のコツを参考にしてください。
プロンプトの型を使おう（4つの要素）
【主語】＋【動作】＋【背景】＋【スタイル】
例：
「公園でベンチに座って本を読む眼鏡の女性。春の景色で、アニメ風にしてください」
このように具体的に伝えるほど、イメージに近い絵が出てきます。
参考画像やタッチを事前に考えておく
もしイメージがわきづらい場合は、PinterestやGoogle画像検索などで参考になる写真・イラストを探してからChatGPTに伝えると精度が上がります。
どんな場面で使える？ChatGPTイラスト活用アイデア
ChatGPTのイラスト生成機能は、次のようなシーンで大活躍します。
- ブログのアイキャッチ画像
- SNS投稿のイラスト（X、Instagram）
- YouTubeのサムネイル素材
- LINEスタンプ風キャラの草案
- ECサイトのイメージカット
- プレゼン資料の挿絵
まとめ：ChatGPTでイラスト作成は可能？初心者向けに使い方と注意点を事例つきで解説！
ChatGPTを使えば、文章で指示するだけで高品質なイラストが自動生成されます。
しかも、初心者でも手軽に始められるのが魅力です。
一方で、著作権や倫理面での注意は欠かせません。
特に商用利用を考えている方は、利用規約をしっかり確認した上で使うようにしましょう。
「絵は苦手だけど、自分のブログに合うビジュアルを作りたい！」
「SNS用にオリジナルキャラを作ってみたい！」
そんな方こそ、ぜひChatGPTのイラスト生成機能を試してみてください。
株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、 ホームーページの SEO・MEO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む 教育業界で毎年120％売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、 SEO・MEO・インターネット広告のインハウス（内製）化のサポートを中心に事業展開。
