「社長の専門学校」M&Aセルサイトアドバイザー協会所属 

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」とは 意味と対応を解説

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」とは 意味と対応を解説

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」とは 意味と対応を解説

Googleサーチコンソールを使用していると、サイトのパフォーマンスを監視し、検索エンジンのインデックスに関する情報を取得することができます。

しかし、時にはエラーや警告が表示され、その解決に頭を悩ませることも少なくありません。

その中でも「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というエラーは、特に初心者にとって理解が難しいと感じることが多いでしょう。

このブログでは、まず「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というエラーの意味を解説し、その原因と具体的な対応方法を詳しく紹介します。

また、場合によってはこのエラーを無視しても問題ないケースについても触れていきます。

目次

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」の意味は

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というメッセージは、Googleサーチコンソールで特定のURLがインデックス登録されていない理由として表示されるエラーです。

ここで「4xx」というのは、HTTPステータスコードの一つで、クライアントエラーを示しています。

特にウェブサイトがGooglebot(Googleのクローラー)によってクロールされる際に、特定のページにアクセスしようとしたが、クライアント側の問題によりアクセスが拒否された、もしくはブロックされたことを意味します。

4xxエラーの概要

「4xx」のエラーコードは、リクエストを送ったクライアント側(例えば、Googlebotやウェブブラウザ)に何らかの問題があることを示しています。

主な4xxエラーコードとしては、次のようなものがあります。

  • 400 Bad Request: サーバーがリクエストを理解できなかった場合に発生します。
  • 401 Unauthorized: 認証が必要で、認証情報が提供されていないか、無効である場合に発生します。
  • 403 Forbidden: リクエストされたリソースへのアクセスが禁止されている場合に発生します。
  • 404 Not Found: リクエストされたリソースがサーバー上に存在しない場合に発生します。
  • 410 Gone: リクエストされたリソースが恒久的に削除されている場合に発生します。

サーチコンソールのメッセージでは「他の4xxの問題」という形で表示されますが、これは特定の4xxエラーが複数回発生していること、もしくは特定のエラーコードに関する情報が十分に取得できなかったことを示していると考えられます。

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」の原因は

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というエラーが表示される原因は、クライアント側で何らかの問題が発生していることが考えられます。

以下に、主な原因をいくつか挙げてみましょう。

リンク切れ(Broken Links)

最も一般的な原因は、サイト内のリンクが切れている場合です。例えば、リンク先のページが削除されたり、URLが変更されたにもかかわらず、古いURLがサイト内に残っている場合に404エラーが発生します。これにより、Googlebotがそのページをクロールしようとした際にエラーが返されます。

アクセス制限

サーバー設定や.htaccessファイルによって、特定のページやフォルダへのアクセスが禁止されている場合にも、403エラーが発生します。これが「他の 4xx の問題」として認識されることがあります。

サーバー設定の問題

サーバーの設定ミスや誤ったリダイレクト設定により、意図しない4xxエラーが発生することがあります。例えば、アクセス制限が正しく設定されていない場合や、認証が必要なページに対して適切な認証情報が提供されていない場合などです。

コンテンツの削除や移動

サイトのリニューアルやコンテンツの整理に伴い、ページが削除されたり、他の場所に移動した場合、404エラーや410エラーが発生することがあります。これが「他の4xxの問題」として表示されることがあります。

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」の対応は

このエラーが発生した場合、サイトの健全性を保つためには早急な対応が求められます。

以下に、具体的な対応方法を紹介します。

リンクの修正と再確認

最初に行うべきは、サイト内のリンクをすべて確認し、切れているリンクがないかをチェックすることです。リンク切れが見つかった場合は、正しいURLに修正するか、リンクを削除します。サーチコンソールや他のリンクチェッカーを使用して、これを効率的に行うことができます。

サーバーログの確認

次に、サーバーログを確認して、特定のURLに対して4xxエラーが発生している原因を特定します。ログには、どのページでエラーが発生しているか、どのIPアドレスからリクエストが送られているかなどの詳細情報が含まれているため、問題の特定に役立ちます。

サーバー設定の修正

サーバー設定や.htaccessファイルを確認し、誤ってアクセス制限がかかっていないか、リダイレクト設定が適切かをチェックします。必要に応じて設定を修正し、エラーが解消されるか確認します。

リダイレクトの設定

削除されたページや移動されたページに対しては、適切なリダイレクト(301リダイレクト)を設定します。これにより、Googlebotが正しいページにアクセスできるようになり、4xxエラーの発生を防ぐことができます。

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」を無視して良い場合

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というエラーは、基本的には無視しないほうが良いものですが、場合によっては大きな問題にならないこともあります。

例えば、次のような状況では無視しても問題ないかもしれません。

一時的なエラー

たとえば、サーバーメンテナンス中に一時的にアクセスが制限され、4xxエラーが発生することがあります。この場合、サーバーが正常に稼働すれば、エラーは自動的に解消されます。

古いURLの無視

もし、古いURLが削除され、Googleがそれをクロールしようとしている場合、既に意味のないURLであれば、このエラーを無視しても問題ありません。しかし、将来的に再利用する可能性がある場合は、リダイレクトを設定する方が良いでしょう。

特定のユーザーエージェントのみで発生するエラー

例えば、特定のユーザーエージェント(Googlebot以外のクローラーなど)でのみ発生するエラーで、サイトのパフォーマンスに影響がない場合は、無視しても良いかもしれません。

自動生成されたURLによるエラー

ワードプレスのプラグインやテーマが自動生成したURLが原因で発生するエラーもあります。これらのURLが実際には不要である場合、エラーを無視してもサイト運営には影響がない場合があります。例えば、プラグインの設定ミスによって生成された無効なURLなどです。

まとめ:「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」とは 意味と対応を解説

「他の 4xx の問題が原因でブロックされました」というエラーは、Googleサーチコンソールで表示されるクライアントエラーの一種です。

主な原因としては、リンク切れやアクセス制限、サーバー設定の問題などが挙げられます。

このエラーが発生した場合は、リンクの修正、サーバーログの確認、リダイレクトの設定など、迅速な対応が求められます。

しかし、一時的なエラーや古いURLに対するエラーなど、無視しても問題ない場合もあります。

とはいえ、エラーがサイト全体のパフォーマンスやSEOに与える影響を考慮する必要があります。

ATSUSHI SABURI

株式会社アドメディカル代表。大学卒業後、大手予備校に就職。学生募集に携わる。特にデジタル領域に力を注ぎ、 ホームーページ SEO・MEO対策、インターネット広告、コンテンツマーケティングを中心に売上拡大。少子化が進む 教育業界で毎年120%売上を伸ばす。独立後は、予備校時代のノウハウと人脈を生かし、富裕層向けの広告プランニング、 SEO・MEO・インターネット広告のインハウス(内製)化のサポートを中心に事業展開。

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