美容室（美容院）の集客法｜新規お客様が美容室（美容院）を検索するキーワード

July 20, 2023June 26, 2024

新規のお客様が美容室（美容院）を探す方法はさまざまです。自宅近く、職場や学校の近くをたまたま通りかかったなどもございますが、ほとんどの人はたまたま通りかかり発見した美容室（美容院）でも必ずネットで調べます。お客様の行動を考えるとネット、インターネットの対策が必要不可欠です。

新規のお客様が美容室（美容院）を検索する２大ワード

ワード１　美容室（美容院）: 現在は美容室（美容院）だけで検索する人は非常に多いです。このワードで検索されている月間の件数は約67万件です。〇〇駅×美容室（美容院）と検索する人もいますが、スマホ時代は、GPSと検索ワードがリンクするので、美容室（美容院）だけで自宅の近くや職場の近くなど、現在いる場所の近くの美容室（美容院）ネット上に上がってきます。
ワード２　近くの美容室（美容院）: こちらのワードの月間の検索するは約10万件です。このワードもスマホならではです。GPSを検索ワードがリンクするので、自宅の近くや職場の近くなど、現在いる場所の近くの美容室（美容院）ネット上に上がってきます。

その他美容室（美容院）に関する検索ワード

ヘアサロン
ヘアカット
ヘアスタイル
ヘアカラー
シャンプー＆カット
ヘアトリートメント
パーマ
ヘアエクステンション
ヘアスタイリスト
ヘアメイク
ヘッドスパ
理容室（男性向けの美容室）
ネイルサロン（ネイルも行っている美容室）

これらのワードが美容院を探す際に検索されるワードです。ヘアサロンという検索ワードはGPSとリンクしますが、ヘアスタイルやヘアカラーなどのワードはGPSとリンクしていません。ヘアスタイルやヘアカラーという検索ワードで検索するとトップページにホットペッパービューティーのサイトが登場します。そのサイトでお気に入りのヘアスタイルやヘアカラーを発見して、対象の美容室（美容院）にたどりつくのだと言えます。このお客様の行動は逆も考えられます。近くの美容室（美容院）を検索し、対象となる美容室（美容院）のメニューや雰囲気を調べる。つまり「調べる」という行動の対策が必須となるのです。

この最低限やるべき対策の一つで無料で行えるのがGoogleビジネスプロフィールです。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィール（Google My Business）とは、Googleが提供している無料のサービスで、地域の企業や組織が自分たちの情報をGoogle検索やGoogleマップに表示することができるものです。

Googleビジネスプロフィールを作成すると、以下の情報が表示されます：

企業名：美容院の名称など。
住所：美容院の所在地。
電話番号：お問い合わせや予約のための電話番号。
営業時間：営業している時間帯。
ウェブサイト：美容院の公式ウェブサイトがあればリンクを掲載できます。
施術内容：提供しているヘアスタイル、カット、カラー、トリートメントなどの情報。
レビュー・評価：利用者からの評価や口コミが表示されることがあります。
写真：美容院の内外や施術風景の写真を掲載できます。

ユーザーがGoogleで検索した際に、地域に合った美容院の情報がマップや検索結果の上部に表示されるため、集客や新規顧客獲得に効果的です。また、利用者のレビューや評価が掲載されることで、信頼性が高まります。

Googleビジネスプロフィールを作成するには、Googleアカウントを持っている必要があります。

このGoogleビジネスプロフィールはGoogleのアカウントを持っていれば、誰でも無料で登録することができます。また、登録していなくてもGoogleが勝手に店舗を見つけて最低限の情報を掲載してくれます。なので、ほとんどの店舗がマップ情報に登場するということになります。

近くに複数の美容院（美容室）がある。

対策が必要です。それがMEO対策です。

MEO対策とは

MEOとはMap Engine Optimization（マップエンジン最適化）を意味する言葉で、Googleマップやなどの地図の検索結果で上位表示をさせたり、露出数を増やす施策を指します。ローカルSEOとも言われます。MEOは小売店や飲食店、美容室などの店舗や特定の場所に拠点を置き、特定の商圏を対象にビジネスを行う場合は必須のウェブマーケティング施策です。

MEO対策で最低限さるべき５項目

Google My Business（GMB）を最適化する: Googleマップやローカル検索結果に表示されるGMBプロフィールを作成・最適化しましょう。正確な住所、電話番号、営業時間、施術内容、写真などを提供します。
地域キーワードの使用: ホームページのメタデータ、コンテンツに地域を含むキーワードをタイトル適切に組み込んだように、地域検索に対応したワードでプロフィールなどを作成します。例えば、「東京の美容院」「大阪のネイルサロン」などです。
地域情報の一貫性: ウェブサイト、GMBプロフィール、ディレクトリサイトなど、複数のオンラインプラットフォームで正確な住所、電話番号、営業時間を一貫して記載します。インターネット上に掲載されている情報を統一させるということです。例えばGMBに記載されている営業時間とホームページに掲載されている営業時間が異なるということは避けるべきです。
レビューの管理: GMBのレビューに返信したり、ポジティブなレビューを増やすことで、信頼性が向上し、ランキングが改善されることがあります。口コミ対策です。お客様が調べるという行動で一番に見る情報がこの口コミです。悪い口コミが書かれても口コミを消すことはできません。誠実な対応が必要です。
ローカルコンテンツの作成: 地域に特化したコンテンツを提供し、地域のユーザーに価値を提供します。期間限定メニューや特典などの情報を記載してみてください。

これらの対策を実施することで、地域の検索結果でより上位に表示され、地域の顧客にアクセスしやすくなるでしょう。ただし、検索エンジンのアルゴリズムは常に変化しているため、定期的に最新の情報を把握し、対策を見直すことが重要です。

以上が新規お客様が美容室（美容院）を検索するキーワードと対策です。Googleマイビジネスは登録されていない美容室（美容院）が多く見受けられます。誰でも登録できるということは、誰でも情報を入力することができるということです。いわゆる乗っ取りです。ご自身の美容室（美容院）をご自身の意思で運営することは当たり前です。Googleマイビジネスもご自身の意思で運営するべきだと考えます。

弊社はSEO対策やMEO対策の内製化（インハウス化）に向けたサポートも行っております。詳しくはこちらをご覧ください。