生成AI 「ganma」 とは?【できること】・【料金】・【使い方】を解説

生成AI 「ganma」 とは?【できること】・【料金】・【使い方】を解説

生成AI 「ganma」 とは?【できること】・【料金】・【使い方】を解説

プレゼン資料や提案書を作るのに時間がかかる——そんな悩みを一瞬で解決してくれるのが、いま話題の生成AIツール「ganma(Gamma.app)」です。

ChatGPTのように文章を生成するAIではなく、「スライド」「Webページ」「ドキュメント」を自動でデザインまで仕上げてくれるAIとして注目を集めています。

本記事では、実際にganmaを使っている筆者が、

  • ganmaでできること
  • 料金プラン
  • 実際の使い方
  • メリット・デメリット
    を解説します。
目次

1. ganma とは?プレゼン資料を自動生成するAIツール

「ganma(Gamma.app)」は、アメリカ発の生成AIプレゼンテーションツールです。

文章を入力するだけで、AIが自動的に構成案を作成し、デザインまで整ったスライドやドキュメントを生成してくれます。

従来のPowerPointやGoogleスライドのように「デザイン」「構成」「文章」をすべて手作業で作る必要はなく、ganmaではたった数十秒でプレゼン資料が完成します。

  • 対応形式:スライド、Webページ、ドキュメント形式
  • 日本語対応:○(精度良好)
  • 登録方法:Googleアカウントまたはメールアドレスで無料登録可能

「Create with AI」ボタンから、生成AIによる資料作成が始まります。

2. ganmaでできること(主な機能)

ganmaの最大の魅力は、「文章構成+デザイン+レイアウト」をAIが同時に作成してくれる点です。
PowerPointのテンプレート選びに時間をかける必要がありません。

主な機能一覧

機能内容
AIプレゼン生成テーマを入力するだけで、スライド構成と内容を自動生成
デザイン自動最適化フォント・配色・画像・レイアウトをAIが自動調整
Webページ出力プレゼンをWeb公開可能(URL共有可)
共同編集チームメンバーとリアルタイムで編集・コメント
インポート/エクスポートPDF、PPTX、Google Slides形式で出力可能
AI再生成文章やスライドを部分的にAIで書き直し可能

テキストで例えば「LLMO対策の資料を作成して」と入力すると、数秒でアウトラインとスライド案が表示されます。

デザインも整った状態で自動生成されるため、ほぼ修正なしで使えるクオリティです。

3. 料金プランと機能の違い【2025年最新版】

Gamma(ganma)は、利用目的やチーム規模に応じて、Free・Plus・Pro・Ultra・Team・Businessの6つのプランを提供しています。

すべてのプランでAIによるスライド生成が無制限に利用できますが、クレジット数やカスタマイズ機能、管理機能に差があります。

💰 Gamma(ganma)料金プラン一覧

プラン月額料金(税込)クレジット/月主な特徴
Free無料400無料で基本機能を体験可能。Gammaロゴ付き。
Plus¥1,500 /ユーザー/月1,000透かし削除、AI画像モデル強化、1プロンプトで20枚生成可能。
Pro(人気)¥3,500 /ユーザー/月4,000カスタムブランド・フォント設定、APIアクセス、10ドメイン公開、最大60枚生成。
Ultra¥14,750 /ユーザー/月20,000最先端AIモデル・100ドメイン・新機能早期アクセス、最大75枚生成。
Team¥2,950 /ユーザー/月(年額¥35,400)6,000/ライセンスPro機能+チーム共有・管理者権限・会社テーマ・請求一元化。最小2ライセンス。
Business¥5,900 /ユーザー/月(年額¥70,800)10,000/ライセンスTeam機能+SSO認証、SOC2対応ドキュメント、最先端AIモデル、セキュリティ強化。最小10ライセンス。

🧩 各プランの詳細解説

🆓 Freeプラン(無料)

  • 登録時に400クレジット付与
  • 無料でAIスライド生成を体験可能
  • 出力物に「Gamma」ロゴが入る
  • 学生や個人利用の入門に最適

📌 おすすめ対象:AIプレゼンを試してみたい初心者、個人利用者


💎 Plusプラン(¥1,500/月)

  • 無制限のAI作成
  • 毎月1,000クレジット付与
  • Gammaのロゴ削除が可能
  • 高度なAI画像モデル搭載
  • 1プロンプトで最大20枚のカードを生成可能

📌 おすすめ対象:営業担当者・学生・クリエイターなど、個人で活用したい人


🌟 Proプラン(¥3,500/月)※一番人気

  • 無制限生成・毎月4,000クレジット
  • Plusの全機能に加え:
     ・プレミアムAI画像モデル
     ・カスタムブランディング&フォント
     ・詳細なアクセス分析
     ・最大10ドメイン公開
     ・APIアクセス(ベータ)
     ・最大60枚のスライド生成可能

📌 おすすめ対象:法人・チーム利用者、ブランド統一資料を作成する企業


🚀 Ultraプラン(¥14,750/月)

  • 無制限生成・毎月20,000クレジット
  • Proの全機能に加え:
     ・最先端AIモデル(テキスト&画像)
     ・最大100ドメインまで公開可
     ・新機能への早期アクセス
     ・最大75枚のカードを一度に生成

📌 おすすめ対象:AI活用を重視する制作会社・マーケティングチーム・大企業


👥 Teamプラン(¥2,950/月/ユーザー、年額¥35,400)

  • ライセンス最小数:2
  • 無制限のAI作成+1ユーザーあたり毎月6,000クレジット
  • Proのすべてに加え:
     ・チーム向けの請求一元化
     ・カスタム会社テーマの利用
     ・共有フォルダと管理者権限
     ・高度なデータコントロール

📌 おすすめ対象:チームでブランド統一資料を作る企業、教育機関、デザイン部門


🏢 Businessプラン(¥5,900/月/ユーザー、年額¥70,800)

  • ライセンス最小数:10
  • 無制限のAI作成+1ユーザーあたり毎月10,000クレジット
  • Teamのすべてに加え:
     ・SSO認証対応(シングルサインオン)
     ・SOC2認証(セキュリティ対応)ドキュメント
     ・最先端AIモデルアクセス
     ・高度なデータ管理機能

📌 おすすめ対象:セキュリティや社内統制を重視する中~大規模組織


🔍 プラン選びのポイント

利用目的おすすめプラン
まず試してみたいFree
個人・フリーランスで資料作成Plus
チームでブランド統一資料を作りたいPro or Team
企業全体で導入・セキュリティ重視Business
AIを最大限活用したいパワーユーザーUltra

Gamma公式サイトでは、プランごとに「Most Popular」や「For Teams」などのタグが付いており、選びやすい構成になっています。

💬 筆者コメント

実際にPlusプランを使用していますが、透かし削除とAI画像精度の向上だけでも体験価値が大きいと感じます。

スライド生成の精度が安定し、デザインも即実用レベル。チームでの導入を考えるなら、ProまたはTeamプランが最もコストパフォーマンスが高いです

4. ganmaの使い方(実際の操作手順)

実際に筆者が使って感じたのは、「操作が驚くほどシンプル」ということ。
AI初心者でも迷わず資料が作れます。

ステップ① ログイン

公式サイトhttps://gamma.app にアクセスし、「Sign in」からGoogleアカウントでログイン。


ステップ② テーマを入力

「Create with AI」ボタンをクリックし、
作りたい資料のテーマを入力します。
例:「新製品の紹介資料を作って」「会社概要プレゼンを作って」

入力文は日本語でもOK。AIが自動的に英語化・構成化して生成してくれます。

ステップ③ AIがスライドを生成

入力後、数十秒でスライドの構成・デザインが自動で完成。
タイトルスライドから最後のまとめまでAIが提案してくれます


ステップ④ 編集・調整

スライドをクリックして内容を修正可能。
右側にエディタが表示され、テキストや色を変更できます。

「文章を書き換える」ボタンで、AIによる再生成もワンクリック。


ステップ⑤ 共有・出力

完成したスライドは、URL共有やPDF・PPT形式でエクスポートできます。
リンク共有ではオンラインプレゼンも可能です。

“Share”からWeb共有、“Export”でPDFやPPTに出力可能です。


私は文章(内容)をChtatGPTで、スライドのデザインをGanmaに、そんな使い方をしています。作成した文章をコピペだけでスライドが作成してくれるので便利です。

5. ganmaのメリットとデメリット

✅ メリット

  • 数分でスライドが完成:ゼロから構成を考える必要なし
  • デザインスキル不要:AIが自動で整った見栄えに
  • 多用途に対応:スライド・資料・Webページ・SNS用資料も生成可
  • チーム共有がスムーズ:クラウドベースで共同作業が容易
  • 無料で試せる:初回400クレジット付きで気軽に体験

⚠️ デメリット

  • 無料プランは生成回数に制限(クレジット消費制)
  • 複雑な図表やアニメーションは非対応
  • ブランドデザイン(CIカラーなど)の完全再現は難しい
  • AIの提案内容は確認・修正が必要(誤字や翻訳のズレがまれに発生)

パワーポイントで出力するとAI特有の漢字の不具合があります。また、画面上と出力後のカラーが異なることもあります。PDFで出力した方が、イメージに近いものが出てきます。

6. ganmaが活躍するシーン

ganmaは、次のような人・シーンで特に力を発揮します。

ユーザータイプ活用例
営業職・マーケター提案資料・商品説明プレゼンを短時間で作成
学生・教育関係者授業発表・研究紹介スライドを自動生成
フリーランスクライアント提案やポートフォリオの作成
社内広報・人事担当社内報・採用説明資料などの制作

7. 他ツールとの比較(Tome・Canvaなど)

ツール特徴無料プラン日本語対応
Gamma(ganma)AIが構成+デザインを同時生成あり
Tome AIスライド生成特化、ナラティブ表現が得意あり△(英語中心)
Canva Magic Writeデザインテンプレ豊富、文章生成機能ありあり
Beautiful.aiテンプレート自動整形型あり

Gammaは他ツールよりも**「構成力+デザイン統一性」**が高く、初心者に最も向いています。


8. まとめ|生成AI ganmaでスライド作成はここまで進化した

生成AI「ganma」は、プレゼン資料作成の常識を変えるツールです。


テキストを入力するだけで、構成・文章・デザインを自動で整えてくれるため、これまで数時間かかっていた資料づくりが、わずか数分で完成します。


✅ 最後にまとめると

  • ganmaはスライド生成に特化した生成AIツール
  • 無料で400クレジット分試せる
  • AIが構成・文章・デザインを同時生成
  • プレゼン・営業・教育・フリーランスに最適

まずは無料登録して、自分の資料をAIに作らせてみることをおすすめします。
きっと「AIがここまでできるのか」と驚くはずです。

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ATSUSHI SABURI

株式会社アドメディカル代表。AIPA認定AI・IoTシニアコンサルタント。
AI導入・DX支援・LLMO・SEO戦略に精通し、情報管理が厳しい企業向けに安全なAI導入・活用支援を行う。
名古屋を拠点に、AI×Webマーケティングの融合によるビジネス支援を展開中。

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