学習塾のHPのSEO対策にGoogleアナリティクスは欠かせません。Googleアナリティクス（Google Analytics）は、Googleが提供するウェブ分析サービスのことを指します。このサービスは、ウェブサイトやモバイルアプリのトラフィックとユーザー行動を追跡・分析し、ウェブサイトやアプリのパフォーマンスを理解し、最適化するための貴重なツールです。学習塾の生徒募集にHPの活用は欠かせません。HPのトラフィックなどはGoogleアナリティクス以外のツールでも確認することができますが、ユーザーの行動を追跡・分析、さらに１ページごとのトラフィックを確認など、Googleアナリティクスは欠かせないツールです。特にブログを生徒募集に活用している学習塾では必須なツールです。
Googleアナリティクスでできること
- トラフィック分析:
- Googleアナリティクスは、ウェブサイトやアプリへのトラフィック源を追跡し、どのソースから訪問者が来ているかを表示します。これには検索エンジン、ソーシャルメディア、直接トラフィック、広告などが含まれます。
- ユーザー行動の追跡:
- ウェブページやアプリ内でのユーザー行動を詳細に分析できます。これにはページビュー、クリック、コンバージョン、離脱率などの情報が含まれます。
- カスタムレポート:
- ユーザーが必要とするデータに基づいてカスタムレポートを作成できます。これにより、特定のビジネス目標に関連するデータを詳細に分析できます。
- コンバージョン追跡:
- ウェブサイトやアプリでの目標達成（例：購入、登録、フォーム送信など）を追跡できます。これにより、コンバージョン率を測定し、改善策を特定できます。
- リアルタイムデータ:
- Googleアナリティクスはリアルタイムデータを提供し、現在のウェブサイトまたはアプリのトラフィックとユーザー活動をリアルタイムで追跡できます。
- カスタムセグメンテーション:
- ユーザーセグメントを作成し、特定のユーザーグループの行動を詳細に分析できます。例えば、新規訪問者、リピーター、地理的なセグメントなどです。
- データの可視化:
- ダッシュボードやグラフを使用してデータを視覚的に表示し、理解しやすくします。
- モバイルアプリ対応:
- Googleアナリティクスはモバイルアプリにも適用でき、モバイルアプリのユーザー行動を追跡し、モバイルアプリのパフォーマンスを分析できます。
- データのプライバシーとセキュリティ:
- Googleはデータのセキュリティとプライバシーを確保するための機能を提供しており、適切なデータ収集プラクティスを実施しています。
Googleアナリティクスは、ウェブサイトやアプリの運営者にとって、トラフィックとユーザーの行動に関する洞察を提供し、ビジネス戦略の決定を支援するための重要なツールです。無料の基本プランから高度なプランまで、さまざまなレベルで利用できます。
生徒募集で役立つ機能は、やはりコンバージョンの追跡機能です。学習塾のHPのお問い合わせ数や見てもらいたいページへの遷移数（SNSへの遷移など）がわかるので、分析し対策も立てやすくなります。
Googleアナリティクス GA４の設定方法
Google Analytics 4（GA4）の設定方法は、以下の基本的なステップに従います。
１．GA4 プロパティの作成:
- まず、Google Analyticsアカウントにログインします。アカウントがない場合は、まずアカウントを作成します。
- Google Analyticsのダッシュボードにアクセスし、左側のナビゲーションメニューで「プロパティを作成」をクリックします。
- プロパティタイプとして「ウェブ」または「アプリ」を選択し、プロパティに関する情報を入力します。
２．トラッキングコードの取得:
- プロパティの作成が完了すると、GA4のトラッキングコード（Measurement ID）が提供されます。これはG-XXXXXXXXXXのような識別子です。
３．トラッキングコードのウェブサイトまたはアプリに追加:
- ウェブサイトの場合：GA4のトラッキングコードをウェブサイトの各ページに追加します。通常、これは各ページの
<head>タグ内にJavaScriptコードスニペットを挿入することで行われます。</head>タグの直前にコードを配置してください。 - アプリの場合：GA4のトラッキングコードをモバイルアプリのコードに統合し、ユーザーがアプリと対話する際にデータを送信できるようにします。
ワードプレスを利用している人は
弊社ではSEO SIMPLE PACKというプラグインを利用してます。アナリティクスGA４という欄にトラッキングコードを張るだけなので、とても簡単に設定できます。
４．イベントと目標の設定:
- GA4プロパティで、ページビュー、ボタンクリック、フォーム送信など、ユーザーのアクションをトラッキングするためのさまざまなイベントと目標を設定できます。GA4コントロールパネルで設定するか、対応するコードをウェブサイトまたはアプリに実装してこれらのイベントをトリガーします。
５．トラッキングのテスト:
- トラッキングコードをウェブサイトまたはアプリに追加した後、データが正常に収集されていることを確認するためにテストを行うことをお勧めします。Google Analyticsの「リアルタイム」レポートを使用してデータが送信されているか確認できます。
６．目標の設定:
- GA4では、ウェブサイトまたはアプリ内の特定のアクションをトラッキングするために目標を設定できます。例えば、購入完了または登録成功などの目標を設定できます。
７．レポートとダッシュボードの作成:
- GA4は多くの事前定義のレポートとダッシュボードを提供しており、データを分析するのに役立ちます。必要に応じてカスタムレポートとダッシュボードを作成し、特定の要件に合わせて調整できます。
８．データの監視:
- 定期的にGA4レポートを監視し、ユーザーの行動、トラフィックソース、コンバージョン率などの情報を把握し、ウェブサイトまたはアプリの最適化と意思決定に活用します。
９．コンプライアンスとプライバシー:
- GA4の設定が適用されているデータプライバシー法規に準拠していることを確認し、ユーザープライバシーの権利とオプトアウトの選択肢を提供してください。
最初は難しいかもしれませんが、やってみるととても簡単です。私もセッション数・エンゲージメントのあったセッション数・コンバージョンを日時・月次・ページごとに見ているだけです。この数値はレポートを作成すれば、自分が追いたい・把握したい数値のみを拾ってくれるので、ぜひレポートをGoogleアナリティクス（GA4）を設定後レポートをカスタマイズすることをしてみてください。
