ブログを活用してホームページへのアクセスを増やしたい、集客したい、SEO対策を行いたい。特にブログ活用で情報発信が多い企業、税理士法人、クリニック（診療所）、学習塾を運営されている企業の方はサーチコンソールの設定は重要です。
Googleサーチコンソールとは
サーチコンソール（Search Console）は、Googleが提供する無料のウェブマスターツールです。サーチコンソールを使用することで、ウェブサイトのパフォーマンスや検索エンジンによるクローリングの状況を把握することができます。
主な機能としては以下のようなものがあります
サイトのインデックス状況の確認：Googleがウェブサイトのページをどの程度クロールしているか、インデックスに含まれているかどうかを確認できます。
検索クエリの解析：ウェブサイトがどのようなキーワードで検索されているかを確認できます。検索クエリごとのクリック数や表示数、CTR（クリックスルーレート）などのデータも閲覧できます。
クロールエラーの確認：Googleがウェブサイトをクロールする際に発生したエラーや問題を確認できます。たとえば、ページが見つからないエラーやサーバーのエラーなどです。
ページのインデックス要求：特定のページをGoogleに再クロールしてもらうためのリクエストを送信できます。これにより、古いページの更新や新しいコンテンツのインデックスを促すことができます。
サイトマップの提出：ウェブサイトのサイトマップを提出することで、Googleに対してサイトの構造やコンテンツの情報を提供できます。
これらの機能を活用することで、ウェブサイトのSEO（Search Engine Optimization）の改善や検索エンジン上での表示向上に役立てることができます。特に「検索クエリの解析」自社で書いたブログがどのようなキーワードで検索されているのかが確認できます。自身が重要だと思う情報が、世間ではあまりインターネットで調べられていない、ということもあり、発信したい情報と世間が知りたい情報のズレを修正するのに適してます。
すべて使いこなせなくても、最低限の機能だけで自社ブログのアクセス数の改善が見込めるでしょう。
Googleサーチコンソールの使い方は
サーチコンソールを利用するためには、以下の手順に従って操作します。
1.サーチコンソールのアカウント作成： Googleアカウントを持っていない場合は、まずGoogleアカウントを作成します。既にGoogleアカウントを持っている場合は、次の手順に進んでください。
2.サーチコンソールへのウェブサイトの追加： サーチコンソールにログインし、ウェブサイトを追加します。サーチコンソールのトップページで、「プロパティの追加」ボタンをクリックし、ウェブサイトのURLを入力します。
3.ウェブサイトの所有権の確認： 所有しているウェブサイトの所有権を確認するための手順が指示されます。通常、ウェブサイトにメタタグを追加するか、特定のファイルをウェブサイトのルートディレクトリにアップロードする必要があります。
4.データの収集と表示： 所有権の確認が完了すると、サーチコンソールがウェブサイトのデータを収集し始めます。データの収集には時間がかかる場合があります。ウェブサイトの概要、インデックス状況、検索クエリ、クロールエラーなどの情報が表示されます。
5.必要なデータを確認： サーチコンソールのダッシュボードで、ウェブサイトのパフォーマンスや問題を確認できます。主要な指標としては、検索クエリのクリック数や表示数、ページのインデックス状況、クロールエラーなどがあります。
6.必要に応じて対策を実施： サーチコンソールで表示されるデータを基に、ウェブサイトのSEO改善や問題の修正を行います。たとえば、特定のキーワードでの表示改善や、クロールエラーの解消などです。
7.追加の機能の利用： サーチコンソールにはさまざまな機能があります。サイトマップの提出やリンクの確認など、必要に応じてこれらの機能を利用してウェブサイトの管理を行います。
これらの手順に従うことで、サーチコンソールを効果的に利用してウェブサイトのパフォーマンスを向上させることができます。
Googleサーチコンソールの設定方法は
以下は、サーチコンソールの基本的な設定手順です：
- サーチコンソールにアクセス： ウェブブラウザで「Google Search Console」を検索し、公式のSearch Consoleウェブサイトにアクセスします。
- ログイン： Googleアカウントのログイン情報を入力し、Search Consoleにログインします。
- ウェブサイトの追加： ダッシュボード上で、「プロパティの追加」ボタンをクリックします。
- ウェブサイトのURLの入力： ウェブサイトのURLを入力します。http://またはhttps://から始まる正確なURLを入力してください。
- 所有権の確認方法の選択： 所有しているウェブサイトの所有権を確認するための方法を選択します。通常は、HTMLファイルのアップロード、メタタグの追加、Google Analyticsの連携などの方法が選択肢として表示されます。
- 所有権の確認： 選択した方法に従って、所有権を確認します。所有権の確認が成功した場合、ウェブサイトがSearch Consoleに追加されます。
- データの収集と表示： ウェブサイトがSearch Consoleに追加されると、Googleがウェブサイトのデータを収集し始めます。データの収集には時間がかかる場合があります。
- 必要な設定の確認： ウェブサイトが追加された後、Search Consoleのダッシュボードでさまざまな設定を確認できます。例えば、サイトマップの提出やドメインの設定などです。
これらの手順に従って、サーチコンソールの設定を行うことができます。設定が完了すると、ウェブサイトのパフォーマンスや検索エンジンのクロール状況などのデータを閲覧することができます。
ぜひ利用してみてください。
